
いよいよ、この旅のメインの訪問地、真言宗豊山派の総本山、長谷寺へ来ました。街道脇に立つ「長谷寺 参道」の立て看板の脇の小道を入ると、山門まで続く雰囲気の良い門前町の通りの脇には、土産物屋や、物産品のお店、仏用品のお店や、宿が並んでいました。山門をちょっと過ぎたところに専用の有料の駐車場があります。普通車は1回¥500-です。車を停めてから、事務所のような小屋へ行って駐車料金¥500-を払いましたが、これは、後に驚きのホスピタリティがあります。後で述べるとして、、、



入山料は¥500-です。さらに、この時期は本堂大観音特別拝観ができて、プラス¥1,000-で本堂に入ってご本尊の観音様のおみ足に触れる事ができます。で仁王門前の「参拝入山受付」で、入山料を払おうとしたら、受付の方に「お檀家さんですね。」と言われました。白衣の上に、真言宗豊山派の宗紋である「輪違」の紋のついた輪袈裟を着けていたので、それを見て檀家と判ったようでした。すごい!
「檀家さんは入山料は要りませんので、そのまま本堂へ上がってお坊さんにお声がけください。」と言われました。なんと!びっくり!檀家スペシャル対応です。ありがたいことです!

仁王門をくぐり、すぐに目に飛び込んできたのは、素晴らしい登廊(のぼりろう)です。これは、平安時代に春日大社の社司であった中臣信清という方が、お子さんの病気平癒の御礼に造ったものだそうです。上中下の3つの部分に分かれていて、全部で399段だそうです。
この登廊を登り切ったところに本堂があります。

そして登廊を登り切ったところに本堂があります。参拝入山受付で言われたので、勇気を出してお坊さんに「檀家のものですが、お坊さんに声をかけるようにと言われたのですが、、」と声をかけてみました。すると、「この檀家参拝台帳に記入してください。」との事。なるほど、檀家さんが参拝に来たら記録するようです。そして、台帳には檀那寺を記入するところがあって「参拝されたことを檀那寺に連絡しても良いですか?」というチェック欄がありました。やましいところはなんにもないので、もちろんOKです、むしろ大歓迎です。チェックを記入しました。
記録して終わりかと思いましたが、お坊さんに「観音様は拝観されますか?」と訊かれました。もちろんです!そのために来たようなもんです、「はいっ!」と元気にお返事しました。すると、「じゃぁ、こちらです。どうぞ。」と、案内してくださいます。えっ、えっ、特別拝観料は?
オマケだったのか、檀家スペシャルだったのか、そのまま本堂の床下へ入り、足元から観音様を拝ませて(触らせて)頂きました。びっくりです!宗紋のついた輪袈裟を用意した甲斐がありました。真言宗豊山派ブラボー!
と浮かれ気分でしたが、さすがに本堂、そして普段は公開されていない観音様の足元、そこには弘法大師はじめ他の仏像などもあり、とても厳かな雰囲気です。それら全部にお参りさせていただき、けっこうな時間、床下にいました。
いったん、床下を出て、またお坊さんのところへ行き、父と義父の廻向祈願をしたい旨、申し込みました。今お経をあげるパターンと、後日お経をあげて、お札を郵送してくれるパターンがあるが、どちらにしますか?と訊かれます。もちろん、お経をあげて頂いているところを聞きたいです。ということで、いまお経をあげて頂くことにしました。準備にすこし時間がかかるので、待合室で待っていてくださいとの事。この時間に本堂でお参りをして、お軸と納経帳に御朱印を頂きました。
本堂の脇にある「納経・集印所」で御朱印を頂く際に、担当の方が「十八本山を廻られてるんですね。私も廻ってるんですよ。」と声をかけてくださいました。「もう、善通寺には行かれたんですね。すごいですね。私は善通寺なかなか行けなくてねぇ」とおっしゃっていました。やはり最大の難関は唯一四国の善通寺か!
そして、本堂で父と義父の廻向のお経をあげて頂きました。途中でご焼香をさせて頂きました。最初に、お防さんに正座しなくても良いので楽な姿勢で、と言われていたのに、正座して聞いていましたが、足がしびれました。お坊さんの言う事には素直に従うほうが良いです。

そして、本坊にも立ち寄りました。本坊自体も重要文化財です。仏様や巻物が展示されていました。売店もあります。また、ここでも御朱印が頂けます。売店で長谷寺オリジナルの御朱印帳を購入して本坊でも御朱印をいただきました。その際に、十八本山巡拝をしていると話したら、やっぱり「善通寺はもう行きましたか?」と訊かれました。
最後に、駐車場を出ようとしたら、料金所の方が駆け寄ってきて「檀家さんだそうですね。駐車料金は要りません。」と言って¥500-を返してくださいました。すごいホスピタリティ!そして、この情報連携のすばらしさにびっくり!
そしてとりあえず今日のところは長谷寺を後にして宿へ向かいました。が、翌日の朝にも、また再び長谷寺へ来るのでした。
豊山 神楽院 長谷寺 | |
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所在地 | 奈良県桜井市初瀬731-1 |
山号 | 豊山 または豐山(ぶさん) |
院号 | 神樂院 |
宗旨 | 真義真言宗 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
寺格 | 総本山 |
ご本尊 | 十一面観音(重要文化財) |
ホームページ | https://www.hasedera.or.jp/ |
地図 | |
御朱印 | ![]() |